知育って気になるけど、何からしていいのかわからない。
知育したいけど、お金も時間もあんまりかけられない。
お手伝いが自然とできる子になってほしいけど、どうすれば?
こんなことを考えたことはありませんか?
こんにちは。1児のママのにこです。お金も時間もあまりかけずに、台所にある食材や道具でできる #食べる知育を紹介しています。今回は目で見ても食べても楽しい「キッチン菜園で豆苗育て」をご紹介します。
1年中安定的な価格で買える豆苗は、自宅で手軽に再生栽培ができる野菜の1つ。『凪のお暇』で主人公の凪ちゃんも育てていました。ものを持って移動ができる1歳半〜の子にオススメです。どこが知育ポイントなの?どんな子にむいてるの?注意点は?などをお伝えします。
1歳半〜:キッチン菜園で「豆苗」育てのポイント
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水差しで水を注げるようになったら、一緒にお世話ができるのでかなりオススメの知育です。野菜が苦手な子も自分の育てた豆苗なら食べてくれるかもしれません。
「変化」に気づく観察力、発見力
親子で成長を毎日見守り、昨日との違いを探してみましょう。豆苗は成長スピードが早いので昨日より大きくなった!を実感しやすいです。となりにペットボトルやぬいぐるみなど大きさを比較できるものを置いておくのもいいでしょう。
また成長の過程を「昨日とどこが違うかな?」と問いかけ、説明をしてもらうことで、説明力をやしなうこともできます。
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「このぬいぐるみよりおおきくなった」「葉っぱの数が増えた」という変化に注目するのはもちろん「根っこがぐにゃぐにゃ」「豆がある」など様子を説明してもらうのもいいですね。
責任感を育てる
お世話を任せることで責任の持ち方を学べます。水の交換がむずかしい場合は「朝水を替えるから声をかけてね」や「成長記録をとるためにスマホで写真をとる」などその子ができることをお願いしましょう。
食べ物を大切にする心を学ぶ
あっという間に食べ終わってしまう美味しいご飯も、その材料を育てるためには時間がかかります。野菜を育てることを通じて、食べ物や命の大切さに触れ、感謝の心をもってもらいましょう。
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「育てる」ことに興味をもってもらえたら絵本や図鑑でさらに興味を広げてもいいですね
キッチン菜園「豆苗」育ての注意事項
夏場は腐ることも。毎日水の交換を
夏は1日2回以上、そのほかの季節も1日に1回は水を替えてください。蒸発した分だけ足すのではなく、完全に水をいれかえるようにしましょう。室温が高いと腐りやすくなります。変な匂いがする、カビが生えている場合は栽培を中止しましょう。
豆まで水につかると、豆が腐る原因になります。根だけが浸かる水位を目安にし、子どもが水やりをしたあとにかくにんするようにしましょう。
キッチン菜園「豆苗」育てのやりかた
1歳半〜の子どもに体験してもらうのは「水をやる」ことです。その子のやれることや興味にあわせてお願いすることを増やしましょう。
準備するもの
- 豆苗
- (包丁orキッチンハサミ)
- プラスチック容器など
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容器は豆苗の根がはいれば、イチゴのパックなどでOK。セリアに豆苗専用プランターが売ってます。百均でオサレなケースを買う人もいるみたいです。
「豆苗」の育て方
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種の側にはえている小さな脇芽(葉っぱ)を2枚残して切るのがコツ。種ギリギリで切ってしまうと再生しにくいです。切り取った葉っぱは美味しく食べましょう。
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容器に水をいれます。種が水に浸らない量にしましょう。
豆苗は日当たりの悪いところでは育ちにくいです。また外だと収穫量にばらつきがでたり、虫やホコリなどのリスクがあります。失敗しにくく安心なのは日当たりの良い室内です。
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日当たりの良い場所をいっしょに探してもいいですね。
お世話の仕方
夏場は1日2回、それ以外の季節も1日1回水を交換しましょう。必要なお世話はこれだけです。
親が水を捨て、子どもが(水差しやペットボトルをつかって)水を入れるのが1番お手伝いしやすいとおもいます。
さらにできそうであれば「水の入れ替えを自分でやる」「水を変える時間に自分で気づく」「朝のカーテンをあける」「写真をとる」「長さを測る、何かと比べる」などをお願いしてもいいでしょう。
収穫する
7〜10日で再収穫できます。家庭内菜園は工場栽培と違い雑菌が繁殖している可能性があります。必ず加熱してから食べるようにしましょう。
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自分用のキッチンバサミがある子なら、収穫をお願いしてもいいですね。
声かけのヒント
「いっしょに豆苗育ててみない?」
楽しいことがはじまる!というのを伝えましょう。
自我が出ている子が「やりたくない」と言った時は無理に付き合わせるのはやめましょう。「じゃあ、私がやってるからやりたくなったら声をかけてね」や「じゃあ、あとでやろうかな。やりたくなったら声をかけてね」など、自発的にやりたくなったときに参加できるきっかけを作っておきましょう。
「種は丸いね」「茎はまっすぐだね」「葉っぱはどんな形?」
豆苗をじっくり観察しましょう。その時に「形」に注目しながら説明をし、子どもにも「どんな形?」と聞きながら説明してもらいましょう。形への理解を深めてくれます。
「昨日とどこがちがうかな?」「どっちが大きいかな?」「ブロック何個分かな?」
豆苗は茎の長さの変化がわかりやすい野菜です。大きさ比べをしてみましょう。ブロックや積木で大きさを比べるとわかりやすくなります。
昨日の様子と比べる時は写真をつかってもわかりやすいですね。毎回同じものと一緒に写真撮影するとよりわかりやすくなりますよ。
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「毎日、8時にお水をあげるよ」「8時は青い針がここにきた時だよ」
時計練習中の子には、何時に水をあげるか、時計を使いながら説明するのもいいでしょう。「水を替えるから8時になったら教えてね」などの声かけもいいですね。
キッチン菜園で楽しく美味しい知育を!
食べる知育に限らず、遊びや勉強で大切なことの1つは「その子にとって早すぎないこと」だと思います。教習所の中も満足に走れないうちに、高速道路実習をすると危ないじゃないですか。それと同じように成長には順番があります。お子様に合わせたタイミングでチャレンジしてもらえれば嬉しいです。
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もしもやってみたよ、という方がいらっしゃったら #食べる知育 のタグをつけて投稿していただけると嬉しいです!
豆苗の横に写っていた「JM」のボトルは、キッチン用除菌アルコールスプレー「ジェームズマーティン フレッシュサニタイザー」です。食品添加物のみで構成された安心安全なアルコール製剤ということでキッチン掃除や調理前の消毒などで愛用しています。変な匂いなどもしないのでオススメです。
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