こんにちは。1児のママのにこです。雨が降った日に11ヶ月の娘と寒天遊びをしました。それがよかったので紹介させてください。
知育って気になるけど、何からしていいのかわからない。
習い事や幼児塾って、高いしまだ早いかな?
おうち遊びがまんねりしてしんどい
そんな時は、おうちで食べ物をつかった知育をしてみてはいかがでしょう。今日は9ヶ月から1歳半の子にオススメな「寒天でぐちゃぐちゃ遊び」をご紹介します。
9ヶ月〜1歳半:寒天遊びの知育ポイント
・一人でお座りができる
・手掴み食べをしている、興味をしめす
・おもちゃを落として遊ぶ
手の感覚を刺激し、脳の発達をうながす
9ヶ月を過ぎると手掴み食べに挑戦する子も多いのでは。手は「突き出た脳」と言われます。センサーの役目をする感覚受容機が1万7千個もあるからです。手を使って遊ぶことは、脳の刺激し、発達をうながします。
レジャーシートを用意できるなら、水着やオムツ姿で遊んでもらってもOK。現代社会では足の裏への刺激はなかなかないもの。びちょびちょ、ぐずぐず、つるつる。めずらしい感触を全身で楽しんでもらいましょう。
身体の動かし方を学び、心を満たす
大人からすると「イタズラ」にみえる行動も、子どもの成長には欠かせないこと。触る、たたく、まぜる、ぬりひろげる、ぐちゃぐちゃする。そういった行動を繰り返すことで身体の動かし方を学んでいきます。また、自分でできた!という喜びが、心を満たし、ドーパミンがあふれます。
離乳食中のつかみ食べも本来は、ぐちゃぐちゃの過程で学ぶのであたたかく見守りたいものです。でも実際は、30分で食べて欲しい!ハンバーグをテーブルに塗らないで欲しい、おにぎりを投げないでほしい等と思ってしまいますよね。そして、ご飯で遊ばないというマナーをつたえるのも大切なことです。
寒天遊びなら、遊びと割り切ることで子どもに思いっきり楽しんでもらえます。あらかじめ汚れてもいい環境・服装を用意して、止めることなくぐちゃぐちゃにしてもらいましょう。
五感を刺激する、食べれるオモチャ
子どもの思うままに遊んで欲しいけど、実際には触って欲しくないもの、舐めて欲しくないものありますよね。粘土や砂は、普段と違う触感でこどもにとっては楽しいものですが、なんでも口にいれてしまう年齢の子どもと遊ぶのはたいへんなもの。寒天なら口にいれても大丈夫。ダメ!と止めずに思いっきり遊んでもらいましょう。
寒天遊びの注意事項
窒息に注意
寒天は窒息の危険があります。市販の寒天ゼリーよりやわらかく作る、渡す時は小さく切る、大人が目を離さないようにましょう。やわらかいプリンが硬さの目安になります。
食物アレルギーに注意
寒天の原材料は、てんぐさという海藻です。植物性なのでアレルギーのリスクが少なく、小さな子でも食べられます。ただし、上にも書いたよう窒息のリスクがあります。大きな塊を飲み込まないよう注意しましょう。細かい粒でも一度に大量に摂取すると危ないです。
寒天にいれるものもアレルギーに配慮しましょう。今回は牛乳を使いましたが、牛乳がまだ飲めない子はミルクなどで代用しても大丈夫です。
寒さに注意
寒天はほぼ水分なので、ひんやりします。部屋が寒すぎないか、子どもの手足が冷たくなっていないか確認しながら遊びましょう。服が濡れると冷えるので、遊んだ後はかならず確認し、服が濡れた場合は着替えをしましょう。
排水口に流さない
遊び終わった寒天は排水口に流さないようにしましょう。手についたのを洗い流す程度なら大丈夫ですが、かたまりをたくさん流すとつまります。また、液体の寒天も排水口に流さないようにしましょう。冷めるとかたまり、詰まる原因になります。遊んだ後はビニル袋などにいれ、ゴミ箱に捨てましょう。
お風呂場なら片付け楽勝!と思わないようにしてくださいね。笑 つまります。
寒天遊びに必要なもの
必要な食材
麦茶、牛乳、にんじんの寒天をつくります。水分が多いと柔らかくなりますが、つかみにくくなります。お子様の発達にあわせて加減してください。
- 寒天 4g
- 水 350〜370ml(鍋に300ml、タッパーに50〜70ml)
- 牛乳(ミルク) 60ml〜80ml
- 麦茶 180ml〜220ml
- にんじんフレーク 大さじ3 (ない場合は、野菜裏ごし)
寒天はこちらを利用しました。粉の量に応じて水分量を調整してください。
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野菜は裏ごしを入れてもOKなのですが、大変なので大望の野菜フレークを利用しています。今回はにんじんを利用しましたが、とうもろこし、かぼちゃでも作れます。
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料理道具
- 鍋:寒天をとかす
- ゴムベラ:寒天を混ぜる
- タッパー(3つ):寒天をいれる
- スプーン(3本):寒天と牛乳などを混ぜる
- 冷蔵庫
道具など
- 汚れてもいい服、遊んだ後の着替え:濡れます!遊ぶのは水着や裸でもOKです
- レジャーシート:床に寒天がつくのを防ぎます。
- プリンカップ、スプーンなど:寒天を移し変えられる道具があると遊びが広がります
- タオル、おしりふき、下敷きなど:片付けの準備を予めしておきましょう。下敷きやファイルなどはチリトリがわりに使えます。
寒天遊びのやりかた
寒天を作る
ナイフで切れます!型抜きをしてもかわいいです。大きくなりすぎないよう注意してください。
環境を整える
- 部屋(汚れたら困るもの)を片付け、レジャーシートを敷く。タオルなども用意する。
- 汚れても良い服に着替えさせる。遊んだあとの着替えも用意する。
- 寒天、プリンカップ、スプーンなどを用意する
- 子ども(と自分の)手を綺麗にする
遊んでいると自分の手も汚れます。片付けの準備、水道までの同線確保も予めやっておきましょう。
ぐちゃぐちゃ遊び
好きに遊んでもらいます。はじめてのことに戸惑っていたら、大人が寒天に触ってみせてあげましょう。空き容器やプリンカップを渡して移し変えて遊んでもらいました。
手にとって、カップに移し替えて、こぼして、またカップにいれて、手で潰してと自由に楽しんでいました。
声かけのヒント
「今日はここで遊ぶよ」
遊び始める前にルールを伝えましょう。例えば「このレジャーシートの上で遊ぶよ」などです。まだルールはわからない時期ですが、言葉でつたえましょう。
「ぐちゃぐちゃ」「キラキラ」「ひえひえ」「つるつる」「ぷるっぷる」
寒天は、普段あまり触ることのない触感。たくさん言葉にしてつたえてあげましょう。まだ言葉を発する時期ではないかもしれませんが、だんだんと体験と言葉を結び付けられるようになります。また、繰り返し言葉がすきなもの。たくさん話しかけてあげましょう。
「白いね」「綺麗なオレンジだね」
色を伝えてみましょう。
「麦茶の寒天くださいな」「どーぞ」「ありがとう」
大人とのかかわり遊びがだんだんとできるようになる年代です。どうぞやちょうだいの練習をしてみましょう。
1歳半以降はこんな遊び方も
スプーンですくってみる
1歳半頃から離乳食をスプーンで食べる子も多いのでは。スプーン練習の一環として寒天遊びをしても楽しいです。
型抜きをする
椅子に座って手仕事ができるようになったら、一緒に型抜きをしても楽しいです。
食紅などでカラフルにする
なんでも舐める時期を卒業したら、着色料をつかってみましょう。赤・青・ピンク・緑などカラフルな寒天は、とっても綺麗です。色や光に興味をもつきっかけにもなります。
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お店屋さんごっこ
カラフルな寒天を用意できたらごっこ遊びをしてもいいですね。お店屋さん遊びは保育園・幼稚園でも人気の遊び。「ピンクのをください」「2つください」など色や数を遊びながら学べます。
寒天遊びで #食べる知育 をはじめませんか
雨の日にやってみた寒天遊び。娘には大ヒット。たっぷり遊んだ後、3時間近くお昼寝しました。お外遊びができない日の室内遊びにもぴったりなので、ぜひ試してみてください!
コメント
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