保育園用の電動自転車、どれがいいか迷う!
1番売れてるの教えてください!
保育園入園に向けて、電動自転車購入を検討している人も多いのでは。ここではパナソニック(Gyutto)、ブリヂストン(bikke)、YAMAHA(PAS Babby)の3メーカーの特徴をくらべ、オススメの自転車を紹介します。
この記事では前乗せ電動自転車を紹介します。
【結論】Panasonic Gyutto クルームEX
1番人気はパナソニックのGyutto クルームEXです。
パナソニックが1番人気の理由は、ブリヂストンやヤマハにくらべ漕ぎ出す時にグッと加速感があるところ。飛び出しの加速が強い、というそう。このため電動アシストされている感じが強く、乗っていて非常に楽なんだとか。
また前乗せのチャイルドシートにも特徴が。コンパクトで足元がしっかり開いているので子どもが乗せやすいです。また、日除けが標準装備。暑い夏の日差しもやわらげ子どもが快適に乗ってくれます。
オススメポイント
- 漕ぎ出しに加速感があり、乗っていて楽
- 子どもを乗せやすいシート(コンビと共同開発!)
- 日除け付きで子供も快適
- 鍵が自動で解除できて楽チン(EXの機能)
他のメーカーとの比較、クルームEX、DXの違いについてはこのあと解説します!
前乗せ電動自転車比較まとめ
Panasonic | Panasonic | ブリヂストン | YAMAHA | YAMAHA | |
---|---|---|---|---|---|
ギュット・クルーム・EX | ギュット・クルーム・DX | bikke POLAR e | PAS Kiss mini un SP | PAS Kiss mini un | |
発売価格* | 189,000円 | 172,000円 | 163,000円 | 170,500円 | 147,400円 |
発売時期 | 2021年12月 | 2021年12月 | 2022年モデル | 2022年1月 | 2022年4月 |
バッテリー容量 | 16.0Ah | 16.0Ah | 15.4Ah | 15.4Ah | 12.3Ah |
最長走行距離 | 約80km | 約80km | 約78km | 約78km | 約62km |
適応身長 (2人乗せ時) | 142cm〜 (154cm〜) | 142cm〜 (154cm〜) | 138cm〜 (147cm〜) | 142cm〜 (146cm〜) | 142cm〜 (146cm〜) |
メーカー内比較 | 自動ロック解除 | ロック手動 | – | 走行距離長い | SPより走行距離が短い |
オススメはパナ、ブリヂストン、ヤマハの3社
電動自転車を選ぶならパナソニック(Gyutto)、ブリヂストン(bikke)、YAMAHA(PAS Babby)がオススメです。
海外メーカーでもっと安い製品もありますが、故障時のパーツ取り寄せに時間がかかったり、修理できる店舗が少なかったり、盗難保険の保証期間が短かったりとあまりオススメできません。
購入前に修理できるお店が近所にあるかチェックしたいですね。
3社の違いを前かごで比較
標準的なカゴは、ブリヂストンです。コロンとしたフォルムでおしゃれに見せながら、広々と快適なシートになっています。
パナソニックはカゴが浅く(=足下がより開いている)、子どもの乗せ下ろしが楽なのが特徴です。また、日除けが標準装備されているのも嬉しいポイント。コンビと共同開発で子どもの乗り心地にもこだわっています。
ヤマハは、足元から胸元をすっぽり覆う安心デザイン。パカっと開くので子どもを高くまで持ち上げなくても乗せることができます。ただし、開け閉めの手間があります。実際に開け閉めしやすいか試してみてください。
漕ぎ出しの強さはパナ、怖い人も?
パナソニックの最大の特徴は、漕ぎはじめのアシスト感が強い点です。ブリヂストンやヤマハに比べ、加速感があります。比較的平坦な道で、信号に引っかかりやすい人はその効果を実感しやすいそう。
一方で、その加速感が怖いと感じる人も。試乗してみてパナソニックが怖い場合は、ブリヂストンかヤマハを選びましょう。
ブリヂストンの特徴は走りながら自動充電してくれる点。ただしこれは「左ブレーキをかけた時」「下り坂の時」などに行われます。(=こぐと充電されるわけではない)よって長めの下り坂がある人にはメリットになりますが、それ以外の人にはそこまで嬉しくないかもしれません。
ヤマハは坂道に強いのが特徴です。上り坂では自動的にアシストを強め、下り坂ではアシストを弱めてエネルギーをセーブしてくれます。アップダウンがちょこちょこある人にはオススメできる特徴です。
ここからはパナソニック、ブリヂストン、ヤマハ の特徴をそれぞれ紹介していきます。
パナソニックの特徴、メリットは?
1番人気のパナソニック。前子乗せ電動自転車は大きく2種。自動で鍵が開く「EX」と、その機能がない「DX」です。EXの方が2万円弱高いです。
まずは、DX、EX共通の特徴をみていきます。
- 適正身長:142cm以上〜
- 3人乗り適正身長:154cm以上〜
子どもを2人乗せたい&背の低い人はヤマハがオススメです!146cm〜OKです!ブリヂストンは1人乗せ138cm〜OKです。
パナソニックはアシスト強め
パナソパナソニックが1番人気の理由は、ブリヂストンやヤマハにくらべ漕ぎ出す時にグッと加速感があるところ。飛び出しの加速が強い、というそう。このため電動アシストされている感じが強く、乗っていて非常に楽なんだとか。またスピードがあがるのですぐに安定してくれます。
一方この漕ぎ出しの強さがちょっと怖いと感じる人も。こればかりは個人差なのでぜひ試乗してみてください。
こぎだしギューンがすごい!!一度、パナソニックにするともう他社には移れない乗り心地なんだとか。
平坦な道で信号が多い=止まってから漕ぎ出すことが多い人にオススメです!
コンビと共同開発のシート
コンパクトで足元がしっかり開いているので子どもが乗せやすいシートは、コンビと共同開発。ベビーカーのように乗り心地にこだわってつくられています。
また、日除けが標準装備。暑い夏の日差しもやわらげ子どもが快適に乗ってくれます。他社だと別売で買う必要があるのでちょっぴりお買い得ですね。
デメリットを上げると雨避けカバーなどがやや高いです。(カバーなどのオプションはブリヂストンのビッケが1番安く揃えられます)
電動自転車本体でポイント貯めて、それでカバー類は買えるといいですよね。
EX独自の「ラクイック」って?便利なの?
手元のボタンをおすと、自転車のロックを開けることができる「ラクイック」機能。ボタン一つで鍵が開くという地味な機能ですが、とっても親子思い。(スマートキーと呼んでる人も)
自転車の鍵は後輪についています。子供を前に乗せる→カバンから鍵を出す→後ろに回り込んで鍵を開ける→サドルにまたがって出発。という流れが毎日のことになると意外と面倒。そして何より、前に乗せた子どもから目を離して鍵を開ける一瞬がちょっと怖いもの。
ラクイックがあれば目を離すことなくサッと出発できます。楽で安心ですよね。前子乗せの場合はオススメの機能です。また、鍵がサッととりだせないタイプの人には必須の機能かもしれませんね笑
ただし、鍵を閉めるときは自動ではないので注意が必要。DXに比べて価格もあがるので、本当にその機能が必要かは自分のライフスタイルに照らし合わせて考えてみてもいいかもしれません。
毎日後ろカゴに荷物を入れるなら、どうせ後ろにまわるので鍵の開け閉めは自動じゃなくていいかも。ただユーザーママからの推しがすごい。
ブリヂストン bikke!のメリット、特徴は?
かわいい印象のあるブリヂストンのbikke(ビッケ)。前乗せは「ビッケ ポーラーe」というシリーズです。
後ろ乗せタイプには「MOB(モブ)」「GRI(グリ)」があります!ブリヂストンの後ろのせは2歳〜なので注意!
- 適正身長:138cm以上〜
- 3人乗り適正身長:147cm以上〜
子どもを2人乗せたい&背の低い人はヤマハがオススメです!146cm〜OKです!
飛び出しがなめらか
パナソニックにくらべ、ブリヂストンは漕ぎはじめのスピードアップがなめらかです。(ヤマハ も同様)
パナソニックに乗ってみてちょっと怖い方はブリヂストン(またはヤマハ )を選ぶとよいでしょう。
坂道で自動充電!
ブリヂストンの特徴は走りながら自動充電してくれる点。
ただしこれは「左ブレーキをかけた時」「下り坂の時」などに行われます。(=こぐと充電されるわけではない)よって長めの下り坂がある人にはメリットになりますが、それ以外の人にはそこまで嬉しくないかもしれません。
ちょこちょこ坂道がある人はヤマハ がオススメ
標準的なシートで雨避けなども安い
パナソニック、ヤマハ と比べると標準的なシートの大きさであるブリヂストン。パナソニックだと守ってくれる感がよわいけど、ヤマハ のは乗せるのが面倒、という方はブリヂストンがオススメです。
また雨避けカバーなどが比較的安く買えます。純正にこだわらない場合はラッキーですね。
ビッケはかわいいんですよね。街中で素敵だなと思う自転車、ビッケ率が高いです。
ヤマハ bikke!のメリット、特徴は?
坂道の多い人にオススメしたいヤマハのPAS Kiss mini un SP(パスキスミニ) 。
「SP」が付かないモデルは、バッテリー容量がやや少ないもの。相対的に安いことが多いので長距離のらない、充電がそんなに苦じゃない人には狙い目です!(新しいものは2022年4月発売予定、2020年にもSPなしモデルがでています)
- 適正身長:142cm以上〜
- 3人乗り適正身長:146cm以上〜
子どもを2人乗せたい&背の低い人はヤマハがオススメです!1人乗せならブリヂストンが138cm〜OKです!
坂道すいすい!自動アシスト
ちょこちょこ坂道がある人にはヤマハ をオススメしたい!!上り坂を感知すると自動的にアシスト力を強め、下り坂ではパワーをセーブしてくれます。
他社の自転車でもギアを切り替えて調整可能ですが、実際乗っているときにちょこちょこギアをチェンジするのは面倒なもの。(ギアチェンが操縦感あって好きな人もいると思いますが・・・)ヤマハ なら自動でギアチェンジしてくれるのですこしでも楽したい人や操作が苦手という人にオススメです!
近所が平坦な道しかない人には効果が実感しにくいかと。平坦&信号多い人はパナソニックがオススメ。
胸まで守るコクーンシート
ヤマハのシートの特徴は、胸の高さまでおおうガード。しっかり守ってくれる感が強く安心感があります。ガードが付いていますがゆったり設計なのでお子様も快適なんだとか。
ガードはガバッと開くので、子どもを高く抱き上げなくても乗せられます。
毎日パカパカ開け閉めするのが面倒じゃないか、実際に触って確かめたいですね。
ちょっぴりごつい印象を受けるので見た目が好みじゃないという人もいるかも、、、
買い時は?いつが安い?
まず、表に掲載した価格はメーカー希望価格です。ここから徐々に値下がりし、新商品がでる前に2万円程度安くなります。実店舗では自転車下取りでさらに5000円オフなどのキャンペーンもやることがあるので購入前にはチェックしてください。逆に送料がかかる場合はもっと高くなることもあります。
安く買いたい!最新機種にはこだわらない!という方は11月〜12月がオススメです。新機種を導入する前が底値になるので価格交渉を受け付けてくれるお店もあるはず。値段は下がってきますが人気色が売り切れると入荷されないことが多いのでお早めに。
最新機種を選びたい!豊富なカラーから選びたい!という方は新商品がでる12月〜1月がオススメです。
電動自転車がよく売れるのは保育園入園前・新生活準備シーズンの2〜3月です。待ってても売れる時期なのであまり安くなりません(目玉商品はでるのですが海外メーカーのイマイチな機種だったりするので…)。またお店によっては売り切れの色がでて取り寄せに時間がかかったりします。自転車が必要だとわかっている方は早めに買えるとベターですね。
2021年の春はコロナ禍で品切れが相継ぎました。2022年は回復傾向とは言え注意が必要ですね。
前乗せ、後ろ乗せどっちがいいの?
前乗せの推奨年齢は1歳〜3歳。後ろ乗せの推奨年齢は1歳〜6歳です。ただし、ブリヂストンは後ろ乗せ2歳からです。後ろ乗せの自転車を買って、短期間(1歳〜2歳になるまで)だけ前乗せシートを後付けすることも可能です。
Twitterでアンケートをしたところ、1歳の子を電動自転車に乗せていた人は
- 64%が前乗せタイプの自転車を購入
- 36%が後ろ乗せ自転車を購入し、後付けのチャイルドシートを前につける
- 0%がおんぶする
という結果でした。前乗を買う人が多いですね。迷った方は参考にしてみてください。
前乗せ自転車のメリットデメリットは?
メリット
- 前に乗っているので目が届く
- 子どもが乗せやすい
- 安定感がある
- 子どもが眠ってもぐらつきにくい
前乗せの最大のメリットは子どもの様子がみれることです。後ろに乗せるとどうしても姿が見えないので、子どもが危険行為をしていたときに気づきにくくなります。また眠ってしまったことにも気づきやすいので、事故を防ぎやすくなります。
シートも子どもをぐるっと囲むようなデザインのものが多く、安心感があります。
後ろの席で左右に手を伸ばし、壁などにぶつかって折れてしまったという事故があるそうです・・・
デメリット
- 子どもが暴れると運転が怖い
- 利用期間が短い
- 追加費用がかかる
- 荷物を載せにくい
子どもの前乗せは、1歳〜3歳未満が推奨されています。実質2年間です。メーカーにより異なりますが身長70〜90cm、体重8〜15kgが目安となります。体格の良い子は2歳の途中で前乗せを卒業してしまう可能性があります。
3歳以降は、後ろ乗せにチャイルドシートを付け替えることになります。後ろ乗せのチャイルドシートは15,000〜25,000円。荷物カゴは5000円程度します。本体だけでなくオプション費用もかかることを忘れずに予算を考えたいですね。
荷物を乗せたい場合は、後ろにカゴを取り付ける必要があります。3人乗り(=子どもが2人)の時は、カゴをつけられないので荷物を置く場所がなくなります。
後ろ乗せ自転車のメリット、デメリットは?
メリット
- 3人乗りでも荷物カゴが使える
- 種類が多い
最大のメリットは3人乗り(=子どもが2人)でも荷物カゴが使える点です。保育園のお迎えついでにお買い物をする方も多いでしょうし、子連れじゃないと買い物にいけない人も多いと思います。兄弟計画や買い物スタイルも考えて選びたいですね。
デメリット
- (前乗せに比べ)安定感に欠ける
- 背の低い人は前のせオプションシートがきつい
デメリットは前乗せに比べて安定しにくい点です。オプションの前乗せシートだと、子どもの位置が高くなります。そのため安定性が低くなるのです。
背が低い、運動神経やバランスに自信がない、力が弱い、自転車に乗り慣れていない方は前乗せをオススメします。
よくある質問
- 子どもを乗せる電動自転車、車輪が小さいのはなんで?大きいのはダメなの?
-
車輪が小さい方が安定するからです。
同じ荷物を高いところで持つのと、低いところで持つのだと、低いところのほうが安定します。自転車に対して子供は結構重たいので、車輪を小さくし、重心をなるべく低くすることで安定性を高めています。
また、車輪が大きいと子どもを乗せる位置が高くなるので、抱っこして持ち上げる・降ろすのも大変になります。そのため子ども乗せ自転車は車輪が小さい方が楽なのです。
ただし自転車は車輪が大きい方が、ひと漕ぎで進む距離が長くなり、疲れにくくなります。背が高く、運動能力が高く、バランス感覚に優れた人が乗る場合は車輪が大きいものを検討しても良いでしょう。
にこパパママ兼用で使う!という人も、ほとんど車輪が小さいものを選ぶそうです。
まとめ:気に入った一台が選べますように
それぞれの特徴をふまえて、オススメの人を箇条書きにしました。すこしでも参考になれば幸いです。
パナソニックがオススメの人
- 迷ってる人はコレ!
- 現パナソニック電動自転車ユーザー
- 信号待ちが多い人
- コンビ開発のシートに魅力感じる人
- こぎだしにアシスト感が欲しい人
- 鍵が自動で開いて欲しい人(EXのみの機能)
- 子どもの日除けが欲しい人
ブリヂストンがオススメの人
- こぎだしゆっくりがいい人
- (パナソニックの乗り心地が怖い人)
- 雨避けシートなどを安く揃えたい人
- 長い坂がある人
ヤマハ がオススメの人
- 身長140cm台の人
- 坂道がちょこちょこある人
- 子どもをしっかり守れるシートがいい人
- こぎだしゆっくりがいい人
- (パナソニックの乗り心地が怖い人)
子どもには必ずヘルメットをつけましょう!おしゃれで人気なのがPINE。電車キッズにはハヤブサも大人気ですが1歳には大きいかも。
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